【書評】Being Geek【感想】
本書はソフトウェア開発者のキャリアを成功させるためのHackのための本である。
と書かれているために、高度な技術者の体系について書かれた本だと思って買うと火傷を負います。私は負いました。
中に書かれていることは実際にマネージャーや他のスーツ族とどのように関わっていくかが大部分の内容となります。
ギーグであり続けるためのと書かれておりますが、この本を読んでもギーグであり続けられるのかは疑問を持ちます。
アメリカならば問題はないのかもしれませんが、日本だとこの本に書かれている内容が実践できないのは新卒レベルじゃないのかなっと思うので、もう少し技術分野について書かれている本だったら良かったと感じました。
著者自身がマネージャーなためにマネージャー寄りの視点になるのは致し方がないと思いますが、それならば帯のコメントを変更するべきではないかと思います。
本の内容としては面白かっただけにタイトルや帯で損をしている内容でした。
Being Geek ―ギークであり続けるためのキャリア戦略 (2011/06/25) Michael Lopp 商品詳細を見る |