アプレンティスシップ・パターン読破

レビューなどを呼んで気になっていたので一気に読みました。
この本は技術者として生まれたばかりのエンジニアがいかにして
達人になっていくかについて書かれた本になっております。

内部構成は

1.カップを空にする
1.1.最初の言語
1.2.白帯
1.3.情熱を放つ
1.4.具体的スキル
1.5.無知をさらけ出す
1.6.無知に向き合う
1.7.難しいこと
1.8.得意領域へ撤退

2.長い道のりを歩む
2.1.長い道のり
2.2.芸術より技芸
2.3.持続可能なモチベーション
2.4.情熱を育む
2.5.自分の地図を描く
2.6.肩書きを活用する
2.7.別の道

3.正確な自己評価
3.1.最低である
3.2.良き指導者を見つける
3.3.気の合った者同士
3.4.同席する
3.5.床を拭く

4.永遠の学習
4.1.処理能力を広げる
4.2.練習、練習、練習
4.3.壊してよいオモチャ
4.4.ソースを活用する
4.5.自分の仕事を省みる
4.6.学びを記録する
4.7.学びを共有する
4.8.フィードバック・ループを構築する
4.9.失敗から学ぶ

5.自分のカリキュラムを作る文
5.1.読書リスト
5.2.継続した読書
5.3.古典を学ぶ
5.4.徹底的に調べる
5.5.精通したツール

になります。単語を聞いただけでも内容を想像できる項目がいくつもあるかと思います。
私自身はアプレンティスなわけですが、個人的に特に足りていないのは

2.5.自分の地図を描く
確実に今の仕事は自分が望んでいるキャリアではないため、転職を考えてでも自分のキャリアを考えなければいけない時期である。

3.1.最低である
現在の環境では自分が最低ではなく、より強力なチームを探さなければならない

#ifdef 只の愚痴的閑話休題
そもそも私にとっては専門分野でもない事柄を専門分野の人間が聞きにくるようなチームのレベルで仕事が出来てしまうのがおかしいのだが、その内容について書くだけでブログの記事が数十倍に膨れ上がってしまうので今回は書かないでおこう。
アプレンティスシップ・パターンの 1.3.情熱を放つ に対して違反するしね。

#endif

3.2.良き指導者をみつける
良き指導者を見つけていないです。どこか私のグルになってくれる方を探さなければ

4.1.処理能力を広げる
技術カンファレンスに参加していない(有給がつかえないので出来ないのもあるけど…)
地元のユーザーグループに参加していない(ないけど、ないなら作るしかない)
本を読んで、著者に感謝のメッセージと質問を送っていない

他にも体言出来ていないことは多々ありますが、上記のは特に注意しないといけませんね。
特に 2.5.自分の地図を描く では自分のキャリアに関わりますので出来るだけ早くプログラムを安定的に書ける仕事を見つけなければ

以上、達人を目指す皆様方も一度、本書を読んでみてはいかがでしょうか。

アプレンティスシップ・パターン ―徒弟制度に学ぶ熟練技術者の技と心得アプレンティスシップ・パターン ―徒弟制度に学ぶ熟練技術者の技と心得
(2010/07/08)
Dave H. HooverAdewale Oshineye

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