phoenixframework v0.16.0 リリースノート

v0.16.0(2015-08-16)

既存のアプリケーションを 0.15.x から 0.16.0 へアップグレードする手順はこちらを参照してください。

・機能強化
  ・[Brunch] sass-brunch 関連の依存関係が削除されました
  ・[Endpoint] force_sslのサポートが追加されました
  ・[Mix] priv/template/phoenix.gen.* のようにtaskのテンプレートのコピーを配置することによりカスタマイズが可能となりました
  ・[Mix] mix phoenix.gen.model にて references がサポートされました
  ・[Mix] mix phoenix.gen.secret が追加されました
  ・[Router] put_secure_browser_headers/2 が提供され、デフォルトでは使用されることとなりセキュリティの強化が実施されました
  ・[Socket] socket transports の元となる情報を自動的にチェックするように修正されました
  ・[Token] Phoenix.Token が追加され、Auth認証用のToken生成と検証ができるようになりました

バグフィックス
  ・[Cowboy] サーバを起動したさいにサーバーのURLにポートやHostが表示されるようになりました
  ・[Digest] PNGやJPGをGZIPで圧縮すると圧縮前よりもファイルサイズが大きくなるため、GZIPを行ってもよホワイトリストが追加されました。そのため gzippable_exts を使ってください

・下位互換性のない変更点
  ・[Controller] jsonp/3 機能が削除され、plug :allow_jsonpが代わりの機能となりました。
  ・[Controller] controller_template/1 が view_template/1 に命名変更されました
  ・[HTML] phoenix_html.js にて phoenix_html v2.0以降を使うように修正されました
  ・[Socket] transportのオプションにて、 :origins のオプションが :check_origin に変更になりました
  ・[View] render_oneとrender_many はModelからViewモジュールを活用するのではなく、明示的にViewモジュールを渡す形となったため、不必要な機能部分を削除されました。

JavaScriptクライアントへの後方互換性のない変更
  ・socketのパラメータはコンストラクタに渡すように変更になりました。
  ・socketのパラメータは channelのデフォルトのパラメータではなくなり、デフォルトのパラメータを設定するためには connect/2 を使用するようになりました
  ・socket.channelにて、チャネル名の変更が行われました