発信された情報をスーツ族は見る

未だに就職・転職の動きが鈍化している世界からこんにちは。
今回はそのような時代に生きている方への技術習得に関してのアーティクルを記載したいと思います。

経済状況が悪いと会社が雇用状況を見直すことはご存じだと思います。
偉いスーツ族の皆さんは対処しきれない量の仕事を人を増やすことによって対処し、仕事がなくなれば人を減らせば良いと考えているようです。
先に言うと今回はそのことについては書きません。
偉いスーツ族の皆さんは忙しくて、技術者の勉強について書かれたアーティクルなんて読もうとは思わないでしょうし。

上で書きたかったのは就職・転職するためのカギを握っているのは偉いスーツ族であるということです。
そしてスーツ族は、会社が持っている仕事を完璧に行える人材を欲しがっています。
もちろん仕事は仕事だから、ちゃんと行わなければなりません。
しかしスーツ族にとってみれば会社のs語とさえできれば、他の技術知識はあまり関係がないようです。
この様な環境で仕事をしていると現在の仕事で使う知識しか持っていないエンジニアが出来てしまいます。

一生同じ仕事しかしないと考えている人ならば問題はないのかもしれないけど、最近では企業の寿命は人間よりも短いし、技術の寿命も同じくらいに短い。
だから皆、新しい技術を独自に勉強していかなければならない……これはどこにでも書かれている当たり前の話です。
だけど不況の時代にはそれだけでは仕事が手に入らない。
これは仕事での経験がないとスーツ族には技術を知らないのと同義語になってしまうからなんです。

たとえばVBAの仕事があったとして、1人は小学校時代からLinuxをHACKし続けた新人。
1人は仕事でVBAの経歴が3年ある社会人。
この2人が仕事に申し込んだとしたら現代の日本で受注できる確率が高いのはVBAの経歴がある方かな。
もちろん面接や金額の対応によっては変わるだろうし、LinuxをHACKし続けた青年がVBAをやるのか?という反論はわかっているけど、日本の会社では経験者の方が確実に優遇されるんだ。
だってLinuxを使っていた子がWindowsVBAは使えない可能性もあるし……ってそんな事があると思う?

しかしポテンシャル採用は難しいからスーツ族は安全な方を取りに行ってしまう。
VBAで仕事をしていたならば今回も問題なくできるだろうって……
だからこそ最初に仕事で使った技術は大切になってくるわけで…会社としては一生その技術で仕事をさせようとします。
だけど同じ技術だけを使い続けていたら成長しないし、それで納得するわけにはいかない。

では、どうすれば従事したい技術の仕事につけるかと言うと仕事という経験を積むしかスーツ族を納得させられないと思う。
それでは一生無理じゃないかっと思うかもしれないけど、仕事というのは現在従事している仕事だけではないはず。
たとえばRubyで仕事をしたいと考えるならば、Rubyのコミッタとして活躍している人ならばスーツ族の安心度が上がるし、Androidで仕事がしたいならばAndroidマーケットにアプリをいくつも登録している人の方が安心できる。
つまりは学習した知識を対外的な成果として発信した人の方が仕事を獲得しやすいということになる。
もちろん仕事で行っていないので対外的な成果を見える形として企業に提出しなければならないけど自分が望む仕事には近づくはず。

まとめ
技術者が仕事にしたい技術を習得するときに気にしなければいけないことはスーツ族を頷かせるために対外的に見える成果を発信しているかどうかになると思います。

私は会社に翻弄され、経験がないからとたらい回しにあった技術者なので、その経験からこのアーティクルを書かせていただきました。
まだまだ自分が目指す技術者の道を歩めていないですが、最後の対外的な成果を発信し、仕事を勝ち取ろうと思っております。

プログラムの仕事がやりたいOTZ


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