SymbianOS 第三回目

SymbianOSに関しましても今回で三回目となります。
今回はSymbianOSの開発言語につきまして説明させていただきます。
SymbianOSはC++ベースのオブジェクト指向デザインとなっております。
OS自体の記述もC++にて記述されており、提供されるAPIC++のクラスライブラリになっております。

SymbianOSはオブジェクト指向デザインを取り入れることにより、近年では制作に大人数・短い開発期間・膨大なソース量を管理することを簡単に行えるように設計されました。
C++を使うことにより、質の高い堅牢なプログラムを従来よりも少ない手間で作成可能となりました。

また、SymbianOSは全ての部分がコンポーネントに分割されており、携帯電話ベンダは機能を自由に追加することが出来るようになっております。
SymbianOSを使用することによりミドルウェア上に作成するUIフレームやアプリケーションエンジンを個別に開発していくことが出来るようになりました。

しかし、個人的にはC++になることにより新人には難しい分野になってしまったのかなっと思う気持ちはあります。
これからはオブジェクト指向の時代に変わってはいくでしょうが、Javaのように簡単にオブジェクト指向を実現できる言語ではなく、C++という初心者にはわかりにくい言語での発展はどうなっていくのでしょうか…このような場末のブログまで見に来てくださるエンジニアの方々は学習意欲のある素晴らしいエンジニアの方々でしょうが、学ぶ気のないエンジニアの開発するC++ほど怖い気がするのは私だけなのでしょうか…
そんなことを思う日でした。

にほんブログ村 IT技術ブログへ
にほんブログ村
にほんブログ村 IT技術ブログ ソフトウェアへ
にほんブログ村