SymbianOS第二回目

昨日に続きSymbianOSの説明です。
SymbianOSは携帯電話に特化したOSですが、先祖はPDA用のOSが発端となっております。
PDAや携帯用の小型端末向けのOSとして使っていけます。

SymbianOSはプリエンティブなマルチタスクOSとなります。
プリエンティブなマルチタスクOSとは、一台のコンピュータで同時に複数の処理をこなすマルチタスク処理の実現方法のうちの一つでCPUをOSが管理する方式です。
OSがCPUの処理能力をそれぞれのアプリケーションソフトに割り当てて同時実行させます。

他にもプロセス単位のメモリの保護とマルチスレッドをサポートしており、GUI環境も用意されております。

このように高性能OSですが、以下のような制約もあります。
1.数か月から数年にわたって稼働し続ける可能性に耐えなければならない。
2.リソースの少ない携帯電話で稼働しなければならない。
3.バッテリ駆動のために省電力設計がされていなければならない。

これら以外にも、厳しいリソースの制約を満たすためにROMベースのXIPを実現しております。

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