Phoenixframework v0.14.0 チェンジログ

ElixirのWebフレームワークであるPhoenixのv0.14.0がリリースされましたのでチェンジログを訳してみました。
素人翻訳ですので間違いが多々あるかもしれません。
解説が間違っていた場合には、コメントか@hayabusa333にご連絡くださると嬉しいです。

0.13.xから0.14.0へ既存のアプリケーションをアップグレードするには、こちらを確認してください。

機能強化

  • [Phoenix.HTML] EExテンプレートが見つからない場合のPhoenix_htmlの対応であるバージョン1.1.0を追加
  • [Controller] JSONPレスポンスを処理するための jsonp/2 を追加
  • [Channel] ロギング情報の強化
  • [Router] パイプラインを呼び出し、Plugにリクエストを送るための転送マクロを追加

Javascriptクライアントの機能拡張

  • 全てのチャンネルのparamsにオーバライドするparamsをデフォルト適用するためにソケットにparamsを追加
  • ロギングの効果の向上

バグフィックス

  • [Channel] xdomainコンテンツがJSON要求として処理されていなかったので修正
  • Javascriptクライアント backwords の互換性のない変更
  • `Phoenix.Socket`の`logger`オプションとして、三つの引数を使用するようにしました:`logger: (kind, msg, data) => { console.log(${kind}: ${msg}, data) }`

下位互換性のない変更点

  • [Controller] Pulg:Actionが自動的に呼び出されるようになりました
  • [Endpoint] `:format`のオプション形式の`:default_format`が`:render_errors`に変更されました。
  • [PubSub.Redis] RedisのPubSubのアダプタは独自のプロジェクトとして切り離されました。Redisを使用している場合には手順について、phoenix_pubsub_redisプロジェクトのREADMEを参照してください
  • [View] デフォルトのテンプレート`web/templates/layout/application.html.eex`から`app.html.eex`に変更されました。